サモアの日記

日頃思う、自分の"こう思う"を書いていこうかな

本を読むことは "答え合わせをする" ことのように思う

 これは前にもこのブログに書いたことかもしれない。でもそれだけ自分の中では頻繁に思うことである、ということで。

 

 本を読むときは 何か知識を得ようという気持ちで読んでいると、あんまり僕は続かないです。その目的で本を読み切ったという経験がないのです。

 それで思うのがこの表題にある通り、本を読むことは(というよりか読めるということは)新たに知識を得ることができてるというよりかは、すでに自分の中にある答えや考えをその本に書かれていることと答え合わせをしているんじゃないかと思うんです。

 おそらく、何か知らないけどこの小説が面白い、この技術書が面白くてすいすい読めるというのはそこに書かれていることと同じようなことをもうすでに経験していたり考えているんではないか。

 逆に言えば英語を学ぼうと思って本を買い、なんだか身についた感じがしないなぁと思いながら自分の本棚をふと見ると英語の本がひしめき合ってるのは、自分の中に何も持ち合わせていないからじゃないか。

 じゃあ全く知識を得られないかというとそういうことでもないと思います。うきうきで本との答え合わせをしていく中で、ちらりと自分の知らないことが出てくる。なんだこれは!と思うかもしれないし、その場は気にも留めずに流すかもしれない。でもそれが知識としてなんだかんだ自分に入っていくのだと思います。専門家が自分の専門分野の本をコツコツと読んでいるイメージもここから説明つきそうな気がします。

 

 自己啓発本ばかりの本タワーが自分の横にできている人は、行動が先なのかもしれない.......